出産祝金新設、子供の人数に合わせて扶養手当を増額 JR東日本の子育て支援策
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年05月12日
JR東日本(東京都渋谷区)は5月11日、出産祝金の新設や扶養手当の増額など、子育てに関する支援拡充を発表した。難病や障害のある家族への扶養手当も最大1万円増額する。
扶養手当も増額 難病や障害のある子供を育てる社員は、短時間勤務期間を中3までに拡大
10月から実施する。子供が生まれた際に「出産祝金」として20万円を支給。さらに、子供に関する扶養手当金をアップし、現行の一律1万円から最大1万円プラスする。配偶者がいない場合の子供1人目の金額は2万円だったが、これも5000円増額する。
- 子供に関する扶養手当
- (現行)一律1万円
- (増額後)1万円(第1子)、1万5000円(第2子)、2万円(第3子以降)
また、難病や障害のある家族に関する扶養手当についても、以下のように現行より最大1万円増額する。
- 子供:1万2000円→2万円
- 子供以外の家族:1万円→2万円
さらに、難病や障害のある子供を育てている社員がより柔軟に働けるようにするため、以下の制度についての適用期間を、子供の義務教育期間(中学3年生まで)まで拡大する。
- 短時間勤務(1日当たりの所定労働時間を6時間とする制度)
- 短日数勤務(育児・介護のための休日を、1か月に4日設ける制度)
- 養育休暇(月5日)
出産祝金、ソフトバンクは第5子で最大500万円 年間1000万支給する企業も
今回同社が新設した「出産祝金」だが、他社でも以下のような取り組みを行っている。
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