花粉の季節は花粉のない地域で働けば? 生産性向上にワーケーション費用を最大30万円支給

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月07日

アイザック(東京都渋谷区)は2月6日、花粉のない地域でのワーケーション費用を最大30万円補助する「Performance Boost(旧Tropical Escape)」制度を今年も実施すると発表した。

ワーケーション費用額を1.5倍に増額、実施中の託児費補助も開始

この制度は、「メンバーが制約なく挑戦できる場所」の提供を目指す同社が、従業員のより自由なチャレンジをあと押しするために導入したもので、集中力低下などの原因となる花粉症対策を会社としてサポートしている。

2022年の制度開始以降、毎年アップデートを行っており、2024年には、沖縄や奄美大島など花粉のない地域での宿泊費を月間最大10万円(上限は最大20万円)補助する「Tropical Escape」を導入し、社員の約20%が同制度を活用した。

社員からは、

  • 滞在中、いつも以上に集中して開発に没頭できた
  • 帰ってきたあとも、1週間は症状が軽快した
  • 普段の環境を離れることで新しい視点が得られた

など、パフォーマンスの向上に関する報告が多数寄せられたという。

2025年については、「Tropical Escape」の名称を「Performance Boost」に改めるとともに、補助額を月額15万円(期間内最大30万円)に引き上げる。また、子育て世代の社員も利用しやすいよう、新たにワーケーション先での託児費用の補助も始める。これにより、多様な取り組みに挑む社員の可能性を最大限に引き出していく。

2025年の花粉症、全国的に「例年より多い」予測

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