首都圏から地方への企業の転出超過 過去20年で最多に 帝国データバンク調べ

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年03月17日

帝国データバンク(東京都港区)は3月15日、2022年の1年間で、東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏から地方に本社や本社機能を移転した企業が、首都圏に転入した企業を77社上回り、過去20年で転出超過が最多になったと発表した。

本社の地方転出の背景にテレワークの浸透 首都圏転入は過去最小

2022年1月~12月の間で、首都圏から地方へ本社や本社機能が移転した企業はテレワークの浸透などもあって335社。過去20年で最大だった2021年よりも16社減少したものの、過去2番の多さだった。

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一方、地方から首都圏への本社を移転した企業は258社と、2021年(328社)からは2年ぶりの減少となった。過去20年で最少件数を記録し、差し引き77社の転出超過となった。

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