リモートワーカー50人超を採用、中抜けOKで子育てとフルタイム勤務を両立 角川ドワンゴ学園
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年12月19日
学校法人角川ドワンゴ学園(沖縄県うるま市)は12月17日、「リモートワーク雇用制度」利用職員が50人を超えたことを発表した。
シンママ優先採用、コロナ禍前から働き方改革のためリモートワーク環境を推進
個々のさまざまな事情で、通勤・移動を伴うフルタイム勤務に困難を抱える人を、契約社員として優先的に採用する制度。教員の働き方改革推進の一環として、2019年2月に導入。主に18歳以下の子供を扶養するシングルマザーを優先的に採用してきた。
同学園はいわゆる「ネットの高校」として、ICTツールやインターネットを活用した教育・学校運営を行っている。教職員や学校運営に携わる職員も居住地を問わず、リモートワークで働ける環境づくりを、N高等学校の開校当初(2016年)より推進。同制度もこれまで培ってきたインターネットを使った働き方のノウハウを生かして制定した。
両立をサポートする中抜け補填制度、各自の都合に合わせて勤務時間を補填
子育てなど個々の事情とフルタイム勤務の両立を実現するため、制度導入後は両立をサポートする仕組みづくり、リモートでの勤怠管理のノウハウづくりに努めた。
たとえば「中抜け補填制度」は、業務時間中に子供の送迎や通院などのための中抜けを認めている。中抜け分の補填方法は「当日の18時~22時の時間帯」「翌日以降、月内の平日18時~22時の時間帯」など、各自の都合に合わせて選択可能。複数日に時間を分散して、補填することもできる。また、有給休暇10日を入職日に付与している。
細分化した業務をリモートワーカーに割り当てて教員の負担を軽減
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