会社のジムはからだを「整える」場所 運動嫌いにもアプローチ、利用者数を10倍に増やしたココネ

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年11月29日
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ココネ(東京都世田谷区)は11月28日、厚生労働省、スポーツ庁主催の「第12回健康寿命をのばそう!アワード」でスポーツ庁長官優秀賞を受賞したと発表した。

ジム利用者増加の実績評価でスポーツ庁長官優秀賞を受賞

ココネでは「健康を維持することがより良い仕事と人生につながる」との思いから、2015年に常設のジムを社内に設置し、その取り組みは2020年に移転した現在のオフィスでも続いている。

当初の社員の利用率は高くはなかったものの、2022年1月から、一部のトレーナーを業務委託から直接雇用に転換。パーソナルトレーニングのほか、社内出張ストレッチサービスや美容プログラムなどを展開し、ジムを「鍛える」場所から、「整える」場所へとコンセプトを改めた。

ココネのジム
ココネ提供

こうした社員のジム利用促進・健康意識の向上施策に取り組んだ結果、2022年1月には83人だったジムの月間の延べ利用者数が、2023年7月には872人と10倍以上に拡大した。こうしたジムの導入背景、施策、実績が評価され、「第12回健康寿命をのばそう!アワード」スポーツ庁長官優秀賞を受賞した。

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同社によると、社内ジムの利用者数を短期間で大きく伸ばすことができた最大の理由は、「コンセプトの変更」にあるのだという。

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