ANA、2023年度健康白書を発行　フィジカル・メンタルの健康施策などで健康経営を推進

ANAホールディングス（東京都港区）は2月22日、グループの健康経営に関する取り組みを発信する「ANAグループ 健康白書 2023年度」を発行した。今後は「2023年度～2029年度 ANAグループ中期健康経営計画」で掲げた各施策や取り組みの進捗状況を積極的に開示・発信し、さらなる健康経営の推進をはかる。

早期発見に向けた施策や確実なフィードバックを実施、グループ一体となり健康経営を促進

ANAグループが策定した「2023年度～2029年度中期健康経営計画」では、2029年度末を目標に以下の重点テーマに沿って「健康経営」の取り組みを強化する。

フィジカル面での健康施策

生活習慣病・がん・女性特有の疾病などの「予防」「早期発見」として、食事や喫煙、睡眠などの生活習慣病予防セミナーやイベントを開催するほか、がん検診の推奨や産業保健スタッフによる相談体制の充実化などにより、将来の自分の健康への意識付けや早期発見に務める意識を醸成する。

健康管理指標における具体的な数値目標（2029年度末の目標値）は以下の通り。

• 喫煙率：男性20％未満、女性3％未満
• メタボ該当率：男性12％未満、女性1.3％未満
• BMI適正者比率：70％以上（男女同一目標）
• 身体愁訴該当率：男性30％未満、女性20％未満

メンタル面での健康施策