見過ごされがちな夏の体調不良「熱あたり」 睡眠や集中力の低下など 2024年夏は6割超が経験

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月12日

ダイキン工業(大阪府大阪市)は5つき、全国47都道府県に住む20歳以上の男女1万4100人を対象に、夏の暑さが健康的な暮らしに与える影響を探る「夏場の熱による体調不良に関する全国調査」を実施し、その結果を公表した。調査では、熱による体調不良を「熱あたり」と定義し、症状の実態などを調べた。

「疲労」「熱中症」も引き起こす 体の熱に潜む「熱あたり」

人体には、体内で生み出した「熱」を使って体温を維持しつつ、過剰な「熱」を体の外に逃がす仕組みがある。一方で、熱を逃がしづらい暑さの中では、体に熱がたまることで、疲労や熱中症などのさまざまな体調不良を引き起こす。この現象をダイキンは、「熱あたり」と名付けた。

「熱あたり」の概念図

調査によると、2024年夏(7月から8月の期間)に、熱中症と診断されるような症状から軽い不調までを含めた「熱あたり」の症状を感じた人は、64.6%に上った。

「熱あたり」経験者のうち、74.1%は、「熱中症に該当するような自覚症状があったが病院には行かなかった」と回答。23.7%は、「日頃のパフォーマンス低下につながるような軽い不調を感じた」と回答した。

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