非IT職はデジタルリスキリングでどんなことを学んでいる? 業界によって違いも
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年06月13日
リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は6月12日、DXに取り組む企業で働く非IT職でデジタルリスキリングの経験がある人を対象に実施した調査の結果を公表した。
多かった学習内容、製造系はデータ管理や見える化、非製造系は?
同調査では、回答者が多かった業種を製造(機械、電機、化学、エネルギーの合計)と非製造(金融、保険の合計)に分け、分析している。
最も多かった学習内容は、製造では「エクセルなどによるデータ管理、データ可視化」、非製造業では「社会の変化とデータ・AI活用の意義」が最も多く、製造と非製造で異なる傾向が見られた。
製造と非製造をさらに事務系、営業系、生産系に分類し、学習内容を自由記述で記入されたテキストを基に分析したところ、製造業・事務では、デスクワークの自動化に関連する「RPA」や「プログラミング」、製造業・営業では「エクセル」や「クラウド」といった営業業務の効率化に関連するスキルを学ぶ傾向が強かった。
また、製造・生産では、生産管理の効率化やデータ活用に関連する「自動」「統計」など、業務に直接関係してくるスキルを学ぼうとする特徴が見られた。非製造ではすべての分類で、「ITパスポート」「試験」「資格取得」と資格に関連する記述が多く、製造とは異なる傾向が確認された。
具体的な学習内容とその理由は以下の通り。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
アクセスランキング
ダウンロード資料、アイテム
特別企画、サービス
-
総務が押さえておくべき 2023(令和5)年に施行の法令改正情報
2023年は2022年に引き続き施行される育児・介護休業法のほか、労働基準法や労働安全衛生法、国民年金法の改正法令などが施行されます。本稿では今年に施行等される法令の中で、総務業務関連のものをピックアップしました。 -
【編集部厳選】総務1年生にオススメしたいコンテンツ20本
『月刊総務』編集部が、総務1年生やこの春久々に総務業務を担当する方にオススメのコンテンツを厳選。この機会に、総務実務の基本はもちろん、ビジネススキルや総務の考え方について学んでみませんか? -
総務のマニュアル
総務・バックオフィスの実務を実践的にサポートする「総務のマニュアル」シリーズ。ビジネストレンドを押さえた内容で、いま総務が知っておきたいポイントを具体的に解説していきます。 -
多様な働き方に対応する 社内コミュニケーション術
リモートワーク、ABWなど働き方の多様化がさらに広がっています。対面のコミュニケーションが減っている中においても、コミュニケーションを活性化するために、どうしていくべきでしょうか。 -
テレワークを実現するペーパーレス化と文書管理のポイント
ハイブリッドワークの需要が高まったものの、総務・経理などの管理部門では、請求書や契約書など書類のデジタル化に対応できず、出社を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。 -
総務辞典
総務辞典とは、どなたでもご利用いただける、総務業務に関する一般知識、関連法令や実務ノウハウなど総務に関する用語辞典です。 -
無料オンラインセミナーのご案内
月刊総務が開く、無料オンラインセミナーの予定はこちらからご確認ください。さまざまな企業と共催し、より専門的な知識を幅広いテーマで発信。総務の皆様の情報収集にお役立てください。 -
『月刊総務』調査
『月刊総務』では、不定期にアンケート調査を実施し、その結果を公開しています。全国の総務パーソンがどのように業務に対応しているのか、何を感じているのか、総務の現状を確認してみましょう。 -
YouTube 月刊総務チャンネル
『月刊総務』公式YouTubeチャンネルです! 「働き方」「戦略総務」などのテーマについて、数分で気軽にキャッチできる情報を発信していきます。ぜひ、チャンネル登録をお願いします! -
業務効率化&コスト削減 購買プラットフォーム
オフィス用品に関する困りごとを解決し、業務効率化とコスト削減を実現いたします。Kobuyは、一貫堂が提携するパートナーサプライヤに加え、お客様ご希望のサプライヤ商品・サービスを一元管理できるオフィス用品一括購買システムです。