社員のボランティア活動を特別休暇でサポート 会社企画のイベントも実施、社会参加の足がかりに

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月24日
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ネオキャリア(東京都新宿区)が8月23日、社員がボランティア活動時に取得できる、有給の特別休暇制度を新設したことを発表。また、社員の活動参加へのきっかけ作りとして、企業主導型ボランティアを実施したことも明らかにした。

有給の特別休暇で、活動内容や時間に制約が生じていたボランティアにも参加しやすく

新設された「地域社会貢献Day」は、全社員が利用できる(有期雇用社員は週の所定労働日数が5日の社員)。ボランティア活動を目的として、年次有給休暇とは別に、事業年度内で1日分の有給の特別休暇を付与する。半日単位での取得も可能。同制度の導入により、社員の自発性のある社会参加を支援する。

これまでも同社には、自主的にボランティア活動に参加する社員が多数いたという。課題は、ボランティア活動の選択肢が狭まること。平日の業務時間外や土日祝日に活動することが多いため、活動の内容や時間に制約が生じるからだ。そこで、平日に有給でボランティア活動を通じた社会貢献活動に従事できるような制度を整えた。

社内業務では得られない経験を通じて、社員が成長する機会をつくる

同社は新制度の導入が、社内業務では得られない経験を通じ、人生を豊かにすることや、普段は接することがない社外の人と協力してボランティアを行うことで、社会課題を意識した上で社員自身が成長する機会になることを期待している。

推奨ボランティアテーマの例として、「子ども・青年」「高齢者支援」「障がい者支援」「自然保護・環境保全」「文化・芸術・スポーツ」「災害・防災」が挙げられている。その内容は、「地震・水害・火山噴火時のがれきの撤去・清掃」や「街、海、河川の清掃活動・森林の下草刈りや保全」、さらに「シニア世代の各種教育(英語・パソコンなど)」や「子ども食堂運営の支援」など多岐にわたる。

企業主導型ボランティアの実施で、参加のハードルを下げる

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