WCM面談のススメ

株式会社オレコン 代表取締役社長 山本 琢磨
最終更新日:
2022年04月22日
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ランチや飲み会の機会を持つことも難しい昨今、リラックスした状態でメンバーから本音を引き出すのが難しいと感じている人も多いでしょう。WCMシート・WCM面談を取り入れることで、飲み会を複数回重ねて聞き出す本音を、1時間ほどで引き出すことが可能になります。

WCM面談とは何か

リモートワークが浸透している昨今、社員同士の雑談の機会はおろか、顔を合わせることすらなく1日の仕事が終わるということもよくあります。このように働く環境が変わりつつある中では、いわゆる飲みニケーションをすることも難しく、メンバーの本音を聞いたり、仲良くなって信頼関係を築いたりする機会が少なくなっていることに悩んでいる人もいるでしょう。

当社は2013年の創業から9年間、全社員が完全リモートで業務を行っており、当然、飲みニケーションができる環境ではありませんが、WCM面談を導入することで、飲みニケーションで3年かけて引き出すような本音を1時間、ときには15分ほどで引き出し、引き出した本音をメンバーの仕事に対するやる気や意欲につなげることに成功しています。

WCM面談とは、仕事のリフレーミング(物事の捉え方を変えて、別の枠組みで捉え直すこと)をし、「仕事は自分が人生で成し遂げたいことをかなえるトレーニングをする場」という位置付けをするための面談です。WCMシートを基に社長や上司とメンバーが面談を行い、質問を重ねながらWill、Can、Mustを順番に言語化・明確化していきます(図表1)。

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著者プロフィール

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株式会社オレコン 代表取締役社長
山本 琢磨

1978年生まれ。デジタルマーケター、グロースハッカー。ウェブページのA/Bテストやデータ分析に裏付けられた改善方法で、3,278社以上の企業にコンサルティングを実施。2017年からは国内初となるマイクロコピーのワークショップを開催し、国内外の1,663を超える事例検証とクライアント企業2,364社以上でテストを実施。15分ほどの改善で成約率50%アップ、売り上げベースで13倍にするなど、合計416億8,000万円以上の成果を上げる。

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