第3回JOIFAオフィスアワード受賞企業を発表 公共施設を再生したワーケーション拠点など

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月05日

一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA、東京都中央区)は6月4日、オフィス改善に継続的に取り組む企業を表彰する「JOIFAオフィスアワード」の第3回受賞企業を発表した。最優秀賞には、文祥堂(神奈川県小田原市)のテレワーク用施設「Workcation House U」が選ばれた。

歴史的建物を再生した地域密着型ワーケーション施設「Workcation House U」

文祥堂の「Workcation House U(ワーケーションハウス ユー)」は、小田原市片浦支所として使われていた築約70年の木造建築を、コワーキングやレンタルオフィス、宿泊などができるワーケーション施設に再生した施設。

コンセプトは「U:集合」。たくさんの「良い」ものが集合し、インスピレーションを得たり、新しい一面を発見するといった『気づきに気づく場所』を目指したという。時代の面影を残すレトロな建物の中、相模湾を一望しながら、非日常的なひとときを過ごすことができる。

審査員からは以下の点などが評価された。

  • 地元の食材を使用したお弁当の提供や役所のカウンターを再利用したデザイン、宮大工による内装など、細部にまでこだわりが感じられ、温かみのある雰囲気を生み出している点が素晴らしい
  • 地域とコワーキングスペースとして利用される会員間でのつながり、共創の今後の発展にも期待できる
「Workcation House U」の内観

このほか、優秀賞に第一生命保険(東京都千代田区)、LIXIL(同・品川区)、日本グッドイヤー(同・港区)の3社、特別賞にアイシン(愛知県安城市)、須賀工業(東京都江東区)が選出された。

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