クックデリの「花粉症手当」、レーザー治療も福利厚生で補助 生産性を維持する健康経営の実例

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月03日

高齢者施設向けの完全調理済み冷凍食品を提供するクックデリ(東京都港区)は2月2日、昨年に続き導入している福利厚生制度「花粉症手当」について、内容を拡充した第2弾の実施を発表した。

昨年の実施時には利用者の83%が症状改善を実感した実績があり、本年度はより効果の高い根本治療への誘導を強化。花粉症による従業員のパフォーマンス低下(プレゼンティーイズム)を防ぐため、企業の健康経営課題として対策を本格化させている。

治療費補助を増額し、マスクも常備 「花粉症手当」の全容

同社の「花粉症手当」は、金銭的な補助と現物支給を組み合わせたハイブリッドな支援策。2年目となる今回は、社員のフィードバックと昨年の運用結果を基に、以下の2点で大幅なアップデートが行われた。

治療費補助の増額と、根本治療の推奨

通院・処方薬にかかる費用の補助について、今年から補助上限額を増額した。これは、毎年の対症療法(薬の服用)にとどまらず、「舌下免疫療法」や「レーザー治療」といった根本的な治療への挑戦を後押しするためだ。「治療したいが費用面でハードルがある」という社員の声に応えた形で、すでに本制度を利用してレーザー治療を受けた社員も出ているという。

支給品の拡充(高保湿ティッシュ、マスク常備)

昨年、「鼻が痛くならない」と好評だった高級な高保湿ティッシュの全社員配布は継続。さらに今年は、社員からのリクエストを受け、社内へのマスク常備を新たに開始した。「病院へ行く金銭的コスト」と「快適に働くための物理的コスト」の双方を会社が負担することで、繁忙期でもある春先の業務環境を整える狙いがある。

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