プレスリリースの可能性を広げた11社が受賞 「プレスリリースアワード2025」結果発表
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月29日
アクセスランキング
PR TIMES(東京都港区)は10月28日、プレスリリースの可能性拡大に貢献した企業および担当者をたたえる「プレスリリースアワード2025」の受賞作品を発表した。対象期間である2024年8月1日から2025年7月31日に発信されたプレスリリース4573件の中から、11件が10部門の賞に選出された。
プレスリリースアワードで「思いは人を動かし、リレーして行く」価値を再認識
「プレスリリースアワード」は、世界で初めてプレスリリースが発信されたとされる1906年10月28日にちなんで、PR TIMESが2021年に制定した「プレスリリースの日」に合わせて毎年開催されている。本年で5回目の開催となった本アワードには、過去最多となる4573件の応募があり、その中から「Best101」として101件が最終審査に進出。うち11件が各賞を受賞した。
受賞作からは、「業界のイメージを変えたい」「大切な人や街の力になりたい」といった、地域や業種を問わず「誰かを想う気持ち」が強く伝わってくる。なかでも受賞企業11社のうち4社は、プレスリリース初執筆で受賞を果たした。アワードを通じて、「思いは人を動かし、リレーして行く」ことの価値が再認識された。
各賞の紹介
- インフルエンス賞
- 発信と活用により社内外へ最も広く好意的な影響をもたらしたプレスリリースに贈る
- ソーシャル賞
- 社会とのつながりを表現し深めることに最も貢献したプレスリリースに贈る
- パブリック賞
- 情報の平等と信頼を実現することに最も忠実なプレスリリースに贈る
- エンパシー賞
- 受け手の心を動かし共感を育むことで最も飛躍したプレスリリースに贈る
- ヒューマン賞
- プロダクトや社員、顧客に対する愛と情熱が最も感じられるプレスリリースに贈る
- ストーリー賞
- 人に語りたくなるストーリーを最も有しているプレスリリースに贈る
- イノベーティブ賞
- 既成概念に縛られず表現や用途を最も拡大したプレスリリースに贈る
- ローカル賞
- 地元の魅力を内外へ広げることに最も貢献したプレスリリースに贈る
- グレートステップ賞
- 覚悟を持って発信に挑戦し、最も飛躍したプレスリリースに贈る
- 特別賞
- 上記部門に該当しないが表彰すべき価値を持つプレスリリースや発表者の行動をたたえる賞
受賞作品の紹介 社会的意義、プレスリリースの役割を拡大
プレスリリースは、単なる情報発信の手段にとどまらず、社会課題の提起や企業姿勢の表明、共感の醸成など、さまざまな役割を担う存在へと進化している。今回の受賞作品からは、そのような「伝える力」の広がりと、プレスリリースならではの価値が色濃く読み取れる。
インフルエンス賞:ファッションで排せつ課題に光を当てた試み
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。