「グローバル物流人財活躍コンソーシアム」発足 セイノーHD傘下企業など5社が人材育成目指す

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年08月06日

セイノーホールディングス(岐阜県大垣市)傘下の企業など5社は8月5日、「グローバル物流人財活躍コンソーシアム」を発足した。

参画企業はセイノースタッフサービス(岐阜県大垣市)、セイノーラストワンマイル(東京都中央区)、グローバルトラストネットワークス(東京都豊島区)、パッションジャパン(神奈川県横浜市)、明光キャリアパートナーズ(東京都千代田区)の5社。

コンソーシアムの発足を通じて、深刻化する物流業界の人材不足に対応できる、持続可能な物流人材基盤の構築を目指す方針だ。

物流業界におけるオープンな人材プラットフォームの実現

コンソーシアム発足の背景には、昨今かつてないほどの労働力不足という、物流業界の構造課題がある。特にラストワンマイルを担うドライバーの確保は緊急の課題であり、従来の人材確保・定着スキームだけでは長期的な持続が難しいとみている。

同コンソーシアムを通じて、性別・国籍・職種を問わず、全ての物流現場に対応可能な「外国人財育成・活用・定着の共通プラットフォーム」を構築。トラック運転手から仕分け・倉庫業務などの物流周辺職種まで、多様な人材ニーズに対応可能な取り組みを推進していく。

具体的には「育てる・支える・つなぐ」をキーワードに、海外の教育・送り出し機関と連携した人材育成から、国内企業への定着支援までを一気通貫で支援。性別や職種、配送対象を問わず、物流業界において誰もが参加しやすい人材プラットフォームの実現を目指すとしている。

さらに今後は参画企業の拡大を目指すとともに、以下の施策にも取り組み、日本の物流現場の魅力と持続性を高めていく。

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