コロナ前に比べ就活の交通費が5割削減、平均2.4万円に 説明会・一次面接でオンライン化進む
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年08月08日

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リクルート(東京都千代田区)は8月7日、2025年卒業予定の大学生(院生含む)の就職活動で、平均8万4434円の費用がかかっていることを明らかにした。2024年卒に比べ、約1500円増加しているが、コロナ禍前の2020年卒に比べると5割程度の水準となったことがわかった。
「交通費」「公務員試験対策費」「スキルアップ費用」で前年より増加
地域別の平均を見ると、もっとも多いのが北海道・東北の11万1717円で、関東とは3.3万円、全国平均と比べ2.7万円ほどの差が見られた。前年との差は、全国平均では1529円増だが、北海道・東北では2.3万円ほどの増加となっている。

就職活動にかかった費用の内訳は以下の通り。「交通費」「公務員試験対策費」「スキルアップ費用」などの項目で、2024年卒に比べ平均金額が増加した。「交通費」の平均金額を地域別で見ると、「関東」「中部」で前年に比べいずれも約4000円増加したが、コロナ禍前の2020年卒と比べると約5割の水準であった。
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