2024年問題で社員・オフィスが「引っ越し難民」に!? 国交省「年度末は避けて時期分散して」

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年01月25日

国土交通省は1月24日、3月から4月に依頼が集中する引越時期の分散について、経済団体などへ協力を要請した。

国交省「年度末の異動を避けて」2024年の引っ越し最繁忙期は3月16日から

国土交通省では例年、異動時期の分散を検討することなどを経済団体を通じて要請しているが、依然として3月と4月に依頼が集中。混み合う時期は希望に合う運送業者が見つからないなどの恐れがあるとし、トラック協会とともに混雑予想カレンダーを公表している。2024年は3月16日(土)から4月7日(日)を、特に混み合うと予想している。

最繁忙期を含めた混雑時期は、ドライバーおよび車両の観点から対応が難しくなる。国交省ではトラブルを避けるためにも、混雑時期を避けた引っ越しへの協力を呼び掛けている。

「2024年問題」ドライバー不足は依然続く 運送業者「案件の1割は断る」との予測も

トラック運送事業においては、人手不足が深刻な課題となっている。

関東運輸局のウェブサイトによると、ドライバーの有効求人倍率は依然として過去最大の約3倍で推移。各事業者も計画的なドライバーや車両の確保に努めているが、大手引越会社6社の3月の引越件数は通常月の約2倍にのぼるというデータ(全日本トラック協会調べ)もある。

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