東京都、EDR型のサイバー攻撃対策ソフトを中小企業に3か月無料提供 テレワーク下のPCも保護

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2022年08月17日

東京都が8月12日、サイバーセキュリティ対策への意欲を持つ都内の中小企業に対し、サイバー攻撃対策(EDR)ソフトを約3か月無料体験できる新規事業を発表。同日より申し込み受付を開始した。

侵入したマルウエアの攻撃を常時監視、社内ネットワーク外(テレワーク下)の端末も保護

EDR(Endpoint Detection and Response)とは、各端末(パソコンや社用スマートフォンなど)への侵入を防げなかったコンピューターウイルスなどの脅威を、各端末内の動きで検知・対処するセキュリティ対策のこと。

社内ネットワークを保護するためのファイアウォールやUTM、侵入を防ぐタイプのアンチウイルスソフトで検知・ブロックできなかった、悪意のある外部からの攻撃やマルウエアといった不正プログラムの動きを素早く検知し、対策をとることができる。ファイアウォールやUTMなどに守られていないテレワーク環境下の端末でも検知・対策することが可能だ。

今回提供されるEDRでは、攻撃を検知した時、不正侵入疑いの端末を遠隔操作で切断する監視サービスがセットになっているためEmotetなどの防御にも効果的だという。

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