コンピューターウイルス対策:マルウエア

最終更新日:2022年06月27日

コンピューターウイルス対策:目次

「Malicious(悪意のある)」と「Software(ソフトウエア)」を組み合わせた言葉。接続デバイスやWebサービス、ネットワーク回線などに対して、不正かつ有害な動作を働くよう開発されたプログラムやソフトウエアの総称。

代表的なマルウエア

ウイルス

自分自身のコピーを作成し、そのコピーをほかのファイルやプログラム、またはコンピュータに配布するように設計されている。

ワーム

完全に自己完結した自己複製型のプログラムで、ホストプログラムがなくても標的に感染する。ワームはまた自己増殖の能力も備えている。ウイルスとは異なり、ユーザーが関与しなくても自分自身の機能の完全なコピーを作成して実行することができる。

ランサムウエア

「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウエア)」を組み合わせた言葉で、感染したコンピュータをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求するマルウエア。

トロイの木馬

見かけ上は良性のプログラムを装いながら、実際には悪意の目的を潜ませた非複製型プログラム。起動されると、個人情報の盗難、デバイスのクラッシュ、行動監視等のほか、サイバー攻撃を実行させられることもある。

スパイウエア

PC内の個人情報やユーザーの行動を監視して、気付かないうちに外部に情報を送信するプログラム。

ファイルレスマルウエア

OSやアプリケーションの機能を悪用し、メモリ上で稼働する仕組みを備えたプログラム。見た目上は正常に動作しているようにしか見えず、また、複雑化かつ難読化されているコードで記述されているタイプや、拡張子を偽造するタイプも存在する。従来のセキュリティ対策では検知・検出がしにくく、感染経路も特定しにくい。

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