社内広報概論:ファミリーデー

最終更新日:2025年08月01日

ファミリーデーは、企業や団体が従業員の家族を職場に招き、仕事内容や職場環境を紹介する取り組みである。従業員とその家族が互いの働き方を理解し合い、家庭と職場のつながりを深めることを目的として実施される。

多くの場合、子どもや配偶者が職場見学や業務体験を行うプログラムが用意され、従業員の働く姿を家族が直接見ることができる。これにより、仕事への理解や感謝の気持ちが生まれ、家庭内のコミュニケーション向上や、育児・介護と仕事の両立支援につながるとされる。

企業にとっては、従業員のモチベーション向上や職場の一体感の醸成、離職防止、採用力強化などのメリットがある。また、従業員の家族が職場の取り組みを知ることで、企業の社会的信頼性やブランド価値向上にも寄与する。

ファミリーデーは、ワーク・ライフ・バランスやダイバーシティ経営を推進する取り組みの一環として、幅広い業種・規模の企業で導入が進んでおり、働きやすい職場づくりの有効な手段とされている。

なお、東京都ではかつて「東京しごとの日」という名称で、職場と家庭の相互理解を深めるための取り組みを平成24年度まで実施していた。

参考:TOKYOはたらくネット「ファミリーデーとは」

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