基礎年金番号とは、平成9年1月から導入された1人ひとりごとに決められた年金番号です。それまでは国民年金、厚生年金保険、共済組合の制度でそれぞれ独自に番号が付けられていましたが、すべての年金制度に共通した番号となりました。
これによって、転職や退職などにより加入する制度が変わったとしても年金番号が変わらないため、記録の管理がスムーズで確実になりました。また届け出忘れによる未加入者の発生の防止にも効果があるといわれています。尚、基礎年金番号が不明であったりする人は年金事務所等で確認をすることができます。
(執筆:有限会社人事・労務 代表 矢萩 大輔)