耐震対策:キャビネットの対策

最終更新日:2010年03月07日

耐震対策:目次

耐震対策のうち、キャビネットに関する対策としては下記が挙げられる。

(1) 避難誘導灯が隠れないようあまり背の高いものは配置しない。窓際に設置する場合は、窓下までの高さのものにする。積み重ねる場合は、4箇所で上下連結する。

(2) 1200mmを超える場合は単独設置せず、左右連結で壁面に設置し壁か床に固定する。

(3) 1200mmを超え壁面設置しない場合は、4個以上を左右背中連結し床固定を施す。

(4) 人が常時いる場所に設置する場合は、1200mm以下のもので壁面設置か、4個以上を左右背中連結し床固定を施す。

(5) 上には物を置かない。落下の危険性がある。ガラスには飛散防止フィルムを貼る。

(6) 書類など満載するとキャビネットと書類が一塊となって揺れ、転倒し易くなる。

(7) 下から順に重いものを収納し、上部に収納物を集中させない。単体でも重量のある物は下に入れる。常に扉はきちんと閉めておき、開いた状態で放置しない。

(8) セーフティーロック機能(1つの引出しを開けると、他の引出しが開かない)やラッチ機能(地震時、引出しの飛び出しや扉が開くのを防ぐ)のついたものを利用。

(執筆:『月刊総務』)

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