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ユニファイド・コミュニケーションの活用方法
第12回「ビデオ会議の音声品質、今と昔、無料と有料」

2014年04月21日

改めまして。月刊総務オンラインでオンラインストレージのコラムも連載している吉政でございます。

最近、総務部門の方々にとってPBX(構内交換機)に置き換わる新しいITソリューション「ユニファイド・コミュニケーション・ソリューション」が話題に上がるようになってきました。そこで、総務部門の方に分かり易いよう、極力IT用語を使用せずに「ユニファイドコミュニケーション」を解説したく、本コラムを執筆することにいたしました。

今回は「ビデオ会議の音声品質、今と昔、無料と有料」についてお話しします。

ビデオ会議の音声が悪いと思っている人はいませんか?

もちろん、現在に至っても全てのビデオ会議の音声品質が良いとは言いません。ただ、最新のビデオ会議システムを自社で所有し、しっかりとした技術力を持った業者がネットワークを設定すれば、遠くにいても、まるで近くにいるような音声品質で会議が低コストでできるような時代になっているのです。まるで息遣いさえも聞こえるほどです。

どのようなパターンのビデオ会議の音声がよくて、どのパターンが悪いのかを最後にご紹介するとして、何故音声が劣化するかというと、アナログの電話とビデオ会議の通信方法の違いにあります。アナログの電話は、1対1の糸電話のように、回線を一本割り当てるようなイメージで通信します。よって、音声がブチブチ切れたりしません。

一方ビデオ会議は、音声を小さなデータの塊(以下、パケット)に分解して、いろいろなデータと一緒に相手に送信し、相手先でパケットを1つにつなぎ合わせて音声や画像を復元します。その時に、パケットが一つでも遅れて届くと、その時につなぎ合わせる作業が遅れ、音声や画像が途切れたり品質が落ちるのです。

音声が綺麗になる条件は、回線が太いことと、そのパケット伝送効率が技術的に高いことです。近年、回線品質と音声や画像伝送の技術が飛躍的に向上したので音声がクリアになったのですが、技術が進化した今でも、品質が良くないものもありますので、その見極め方を簡単にお伝えします。
※注意:音声品質は、その時のシステム全体の利用者数や伝送量によってかなり変わってきます。


見極め方:
最新の技術を使ったシステムで、どれだけ回線を占有できるかが音声品質の判断基準になります。よって、自社で最新のシステムを購入し、自社用に回線を割り当てることが最良の選択肢になります。

以下では、上記の観点から、ソリューションのカテゴリ毎に解説をいたします。


■無料のクラウドサービス

以前より音声や画像の品質が良くなっているのは事実ですが、どうしても多くの人が使う時間帯や回線のどこかが遅いと、品質が劣化します。ビジネス用途としてはあまりお勧めできません。


■有料のクラウドサービス

こちらは、無料のクラウドサービスのビジネス版として有料で提供していることが多いです。有料であるがゆえに、無料のクラウドサービスよりも品質は良いですが、多くの人が使用する時間帯では、品質劣化は避けられません。
無料よりはビジネス用途には向いていますが、安定した品質を提供してもらえるとは限らないと思います。ビデオ会議は電話と同じで日常で使用していきますので、ビジネス用途では常に安定した品質を求めたいです。


■自社所有のサービス

有料のクラウドよりは高額になりますが、価格が落ちてきているので十分購入できる金額になってきていると思います。
定例の遠隔地との会議が週に何回もある場合はお勧めです。自社所有ですので品質についても全く問題がないはずです。
あとはネットワークの設計を信頼ある会社に委託し構築してもらうだけです。

私も使っていますが、全く問題なくスムーズな会議ができ、遠隔地と会議をしているストレスを感じさせない品質が実現できます。是非見学会に参加いただき、その目で見ていただけるとよりご理解いただけるのではないかと思います。私のお勧めはCiscoオフィスツアーです。興味がある方は以下をご覧ください。


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吉政 忠志
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