「薬と運転」の関係を理解して ヒヤリハット経験と処方された薬をお薬手帳データで分析

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年05月24日
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シミックホールディングスグループのharmo(ハルモ、東京都港区)は5月23日、電子お薬手帳サービス「harmoおくすり手帳」を利用し、6か月以内に調剤経験のあるユーザーを対象に、薬剤服用と運転事故につながるヒヤリハット経験との関連を調査した結果を公表した。

運転時、4人に1人がヒヤリハット経験 服用していた薬は?

運転すると回答した1881人を対象に、直近6か月以内における運転時のヒヤリハット経験を尋ねたところ、ヒヤリハット経験「あり」と回答したのは26.0%にのぼった。

ヒヤリハットの具体的な内容は、「人や物などにぶつかりそうになった」が52.8%でもっとも高く、「標識や信号の見落としをしてしまった」が続く。

ヒヤリハットの内容
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日常的に運転するドライバー、ヒヤリハット経験が最も高い薬は「睡眠鎮静薬」

さらに、日常的に(週5日以上)運転するドライバーのうち、ヒヤリハット経験を「覚えていない」「回答しない」を除く786人を対象に集計したところ、ヒヤリハット経験が「ある」と回答したのが30.7%、特に睡眠鎮静薬を服用するドライバーでは40.4%がヒヤリハットを経験していることがわかった。

薬効分類ごとのヒヤリハット経験
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