ヤマハ発動機、25年から初期配属先を選択できる職種別採用を開始 広めの配属範囲も想定

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年02月27日
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ヤマハ発動機(静岡県磐田市)は2月26日、2025年度からの総合職採用で職種別の採用を開始し、2024年度入社の新入社員の初任給を最大で1割近く引き上げることを決定したと発表した。

職種別採用では、採用後に適性を見て配属を決める従来型の「OPENコース」に加え、初期配属先を事前に選択できる「JOBマッチングコース」を導入する。

JOBマッチングコース導入で初期配属先のミスマッチ抑制へ

JOBマッチングコースでは、「技術系」と「事務系」で事業・製品別に募集コースを設置。「技術系」を選んだ場合、「モーターサイクル開発」「電動アシスト自転車開発」「マリン開発」「ロボティクス開発」など10職種から選択して応募することが可能。一方、「事務系」を選んだ場合は「IT/DX」「ブランディング」「調達」など11職種から選択できる。

また、広めの配属範囲を想定した「コーポレート」「セールス&マーケティング」「プロダクトサポート」の3種類から選択できる「カテゴリー選択型」のコースも設ける。

ヤマハ発動機がJOBマッチングコースを導入したのは、採用母集団の形成を拡大するとともに、初期配属先のミスマッチを抑制することが狙い。新卒社員の意向を反映した配属とすることで、入社後の適材配置や人材育成につなげたい考えだ。

JOBマッチングコース導入後の同社の従来型採用、職種別採用を合わせた2025年の新卒採用計画は、次の通り。

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