2021年度「日本企業の経営課題」を日本能率協会が発表 現在・3年後も「人材の強化」を重視
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2021年09月14日

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一般社団法人日本能率協会は9月8日、「2021年度 当面する企業経営課題に関する調査」の結果を公表した。現在および将来の経営課題のほか、組織・人事領域の課題などにも言及している。
同調査は1979年より企業経営者を対象に実施されており、今年で42回目。2021年7月20日~8月20日の間に、517社からの回答を得た。
「現在」の経営課題 昨年の結果と変化あり
直近の経営課題の第1位は、「収益性向上」(40.8%)。この点は昨年と変わらぬ結果となったが、一方で「人材の強化」が昨年の31.8%から37.7%、「売り上げ・シェア拡大」が30.8%から35.2%へと上昇し、上位3つがほぼ横並びの結果となった。

コロナ禍が続くなか、売上回復とともに新たな成長軌道を描くための人材確保および強化を重視する企業が、増加したと考えられる。
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