競争力強化に必要な「チーム間連携」を促す戦略的行動や投資とは 三井不動産ビルマネジメント

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年07月14日
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三井不動産ビルマネジメント(東京都中央区)は7月12日、早稲⽥⼤学総合研究機構イノベーション研究所の村瀬 俊朗准教授(商学学術院)との協同研究の結果を発表し、組織の競争力強化に必要な「チーム間連携」(チームが⾃らの境界線を越えて他チームとの知識融合を図ること)に必要な要素と構造を明らかにした。

同研究では、チーム同士の一体感を醸成し、チーム間連携を促進するのに必要な要素と構造を明らかにするため、企業に勤める従業員1200人以上を対象にした2回の調査を基に進められた。

チーム間連携を促進する2+3の要素 相互理解と信頼関係が自信につながる

同研究では、チーム間連携において重要なのは、「チーム間連携への⾃信」と「他チームへの信頼」の2つであり、それらを醸成する⼟台として、「⾃チーム内の信頼」「相互理解のための雑談等を含むコミュニケーション」「連携の意義とビジョンの浸透」の3つが重要になると指摘する。

チーム同士の一体感を醸成し、チーム間連携を促進する2つの要素は以下の通り。

  1. 他チームとの連携に対する自信(他チームとの連携において、問題が起きても解決する自信を持っている状態)
  2. 他チームとの信頼関係(他チームは友好的であると感じ、信頼関係を築いている状態)

同調査では、この状態に達し、深い連携へ発展させるためには、⽇頃からチームを超えた共通の課題解決に向けて協⼒を図り、互いに⽀援し合うことで⼀体感を醸成することが求められると指摘する。

それらは、日頃からの土台づくりとして以下3つの要素から醸成される。

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