パーソルG有志で立ち上げた「ヘルスリテラシー部」がイベント開催 女性の健康課題などテーマに

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月23日

パーソルキャリア(東京都港区)は10月22日、社員有志コミュニティの活動として10月8日に開催した働く女性の健康をテーマとしたイベントのレポートを公開した。同イベントは社内の活動から発展した社外公開型セッションで、フェムケア関連企業や有識者、著名人が登壇。女性の健康課題とキャリア支援の在り方について、多様な立場から意見が交わされた。

女性の健康や働き方に関するイベントを「ヘルスリテラシー部」が企画

同イベントを主催した「ヘルスリテラシー部」は、グループ社員有志24人が運営するコミュニティで、2021年より社内向けに女性の健康や働き方に関するセミナーを継続的に開催。2024年からは社外企業との共催へと発展した。今回は、フェムケア市場の最新動向や働く女性と生理・PMS(月経前症候群)の問題など、社会全体で共有すべきテーマを取り上げたという。

当日は、生理やPMSによる体調不良が女性の働き方や社会に及ぼす影響、対処法、フェムケアの最前線などについてさまざまな視点から意見が交わされた。登壇者の発言は以下の通り。

伊藤千晃氏(タレント・アーティスト/エイベックス・マネジメント)

私も我慢して「頑張ることをよし」として育ってきましたが、それが当たり前になりすぎて、PMSなどの不調に気付かない人も多いと思います。フェムケア商品をうまく取り入れることで、さまざまな症状がやわらぐこともあります。もっと多くの人に、知って使ってもらいたいです。

宇佐美朋美氏(D-Neeコスメティック ブランドマネージャー)

現場の女性が抱える不調への理解を深めるため、生理痛体験などの女性の健康課題を考えるイベントを積極的に実施していますが、女性の不調は症状や度合いが異なり、相互理解が難しい側面もあります。「顔はケアするのに、フェムケア部分は放っておく」というケア意識の差を変えていきたいです。

喜納真里子氏(日立社会情報サービス/日立グループ女性ERG代表)

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