仕事選びの重視点、男性は「給与」女性は? パーソル、10万人の働き方データベース公開
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年08月02日
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パーソルホールディングス(東京都港区)が8月1日、10万人の声を集めた全国就業者データベースを初めて公開した。働くことに関する意識と行動に関する調査データが、多様な切り口で抽出できる。
労働環境や仕事の価値観、満足度やキャリアなど58項目を調査
ワークライフバランスや柔軟な働き方など、働くことに関する価値観が多様化する中、働き方にかかわる生活全般の実態と変化を可視化した。データベースの元になった「はたらく定点調査」では、全国の15歳から69歳の就業者に対し、以下のような「はたらく」に関する意識と行動58項目を調査した。
- 仕事の満足度:現在の仕事の満足度、働く前とのギャップ有無など
- 仕事の価値観:仕事に対する意識、キャリアプランの有無など
- 仕事の内容:資格について、能力への自信
- 労働環境:サービス残業の時間、評価制度、職場の謎ルールなど
- 上司・同僚・人間関係:管理職の志望度、ハラスメントの基準など
- ワークライフバランス:結婚・出産による働き方の変化など
- キャリア:転職理由、副業など
- 人生・プライベート:希望リタイア年齢、月々の小遣い、など
たとえば、「あなたが現在、働く上で重視していることを教えてください」という質問では、男性では「給与(48.4%)」がトップ、女性も46.4%が選んでいる。そして、女性の半数以上が選択したのが「仕事と生活が両立しやすい労働時間・時間帯(55.1%)」で、これは男性(35%)と比べると20.1ポイント高い。
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