パーソルHD、グループ内の女性管理職比率37%の達成に向けた取り組みを一挙公開
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年11月16日

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パーソルホールディングス(東京都港区)は11月15日、グループ内の女性管理職比率が24.6%に上昇したことを発表。同時に、これまで取り組んできた施策を明らかにした。
社員だけでなく、管理職側に対する意識改革も実施 アンコンシャス・バイアスへの対処も
「2030年までに37%」を目標に掲げる同グループの女性管理職比率は、10月時点で24.6%、前半期(2023年4月時点)から0.2ポイント増加した。
2021年9月にジェンダーダイバーシティ委員会を設置。社員に向けては、自分のキャリアを主体的に意識し、管理職を含む多様なキャリアを選択肢に含め、自らキャリアを構築することへの意識を持つような研修を実施。さらに、将来的に女性管理職となる人材を育成・着任をあと押しするため、上司である管理職側の意識改革やアンコンシャスバイアスへの対処、ダイバーシティに対する共通認識を構築するための研修を実施している。
チャットや女性管理職と経営層の座談会など イメージを具現化し、ギャップ解消を目指す
同グループは女性管理職比率向上に向け、2021年度以降でも、以下のようなさまざまな施策を検討し、推進している。
DI&E推進および女性や若者の活躍推進のノウハウを習得する研修
2021年から役員を含む課長以上を対象に、「多様性を生かし、組織成果を最大化するマネジメント手法」を学ぶ研修を行っている。約2年間で対象者の約9割(2300人)が受講しており、新任管理職にも継続的に実施予定。
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