企業のeラーニング研修は量や長さ、身についているかわからない点が不満 受講者と人事にギャップ
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年01月11日

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イー・コミュニケーションズ(東京都港区)は1月10日、eラーニング研修を導入する企業の人事担当者104人と受講中の社員107人を対象に、eラーニング活用に関する調査を実施し、人事側と受講者側では、量と質、長さと簡潔さにギャップがあることを明らかにした。
社員は「コンテンツの質」「簡潔さ」を重視
調査では、まずeラーニングを導入・受講する際に、コンテンツの量と質のどちらを重視するかを聞いた。
その結果、人事側では、量(「量」と「どちらかというと量」の合計)が53.8%だったのに対し、受講者である社員では、「量」の回答は27.1%にとどまり、多くは「質」(「質」と「どちらかというと質」の合計、59.9%)を重視すると回答した。

続いて、コンテンツの長さに関して、長さと簡潔さのどちらを重視するかを尋ねたところ、人事側は、長さ(「長さ」と「どちらかというと長さ」の合計、54.9%)を、受講者側は、簡潔さ(「簡潔さ」と「どちらかというと簡潔さ」の合計、69.1%)を重視しているがわかった。

社員の多くが、eラーニングに不満を感じる原因とは?
調査では、受講者に対し、現在導入・受講しているeラーニングにどのような不満があるかも質問した。その結果、以下のような回答が得られた。
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