健康経営にも花粉症対策取り入れて 西日本では過去10年で最大レベルの花粉飛散量の予想
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月19日

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株式会社ウェザーニューズ(千葉県千葉市)は2月18日、関東や九州など1都19県が17日までに花粉シーズンに入ったことを発表した。「第4回花粉飛散予想」(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)で明かされた。当メディアでも既報の通り、今年の春は花粉飛散が広い範囲で例年より多く、四国・近畿では例年の2倍以上の所もあると分析している。
また、経済産業省でも花粉症対策を講じており、健康経営に取り組む企業向けに対策の在り方などを共有している。
スギ花粉は3月中旬から、ヒノキは3月下旬から本格飛散
同社は22日からの週末の3連休にかけて冬型の気圧配置が続くため、花粉の飛散は比較的抑えられるが、来週以降はスギ花粉の飛散エリアが急速に拡大する予想だという。
西日本と東日本ではスギ花粉の飛散開始後すぐに本格化し、3月中旬から下旬まで続く見込み。北陸・長野と東北南部では3月上旬から、東北北部では3月中旬から、順次スギ花粉の飛散が本格化するとみられる。
その後、西日本や東日本のスギ花粉は3月下旬には減少し、代わって3月下旬から4月中旬には、西日本と東日本の各地でヒノキ花粉の飛散が本格的に飛散するという。
北海道でシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬から5月中旬の予想で、ゴールデンウイークと重なるとみられる。

花粉飛散量は西日本、北陸や関東北部の一部で2024年を大きく上回る 過去10年で最も多いエリアも
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