スギ・ヒノキ花粉、1月末から飛散開始 秋田・青森は昨年比2倍、北海道はなんと6倍も
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年01月18日
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ウェザーニューズ(千葉県千葉市)は1月17日、今シーズンの花粉の飛散傾向を発表した。暖冬の影響により、飛散開始時期は全国的に早まる見込み。
「第3回花粉飛散傾向」(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)で明らかにした。飛散量は2023年と比べて、北日本の一部で大きく上回る予想。一方、2023年に飛散量が多かった西日本や関東では飛散量が減少し、2023年の半分程度になる地域もあると見込まれている。
2023年比で北海道は約6倍、青森・秋田で約2倍の花粉が飛散する予想
同社の見込みでは、2023年の飛散量は記録的に少なかった北海道だが、2024年はその反動で前年比約6倍の飛散量になる。飛散開始時期は平年と比べてやや早く、4月以降の寒さが緩むタイミングで、シラカバ花粉が飛び始める。
同じく2023年の飛散量が前年比減だった東北北部も、2024年の飛散量は前年より多くなる。特に青森県や秋田県では、2023年の2倍近い飛散量になる。飛散開始時期は平年よりも早く、2月下旬から3月上旬にかけて花粉シーズンに入ると予想されている。
関東・近畿の飛散量は前年の半分 2月中旬から花粉ピークに
一方で、同社の予想では東北南部、関東・山梨、北陸・長野、東海、近畿では、飛散量は平年より2〜3割ほど上回るものの、大量飛散だった2023年に比べると大幅に減る。
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