東京都、育児・介護・病気と仕事の両立支援に最大120万円 職場環境づくりで中小企業に奨励金
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年05月28日
東京都産業労働局は、育児・介護・病気治療と仕事を両立させる制度を整えた中小企業に対し最大で120万円を支給する、2024年度の「働きやすい職場環境づくり推進奨励金」の受付を6月4日から開始する。
育児・介護と仕事を両立するための制度の整備などで20~40万円 「ジョブリターン制度」でさらに20万円
2024年度の同奨励金では、従業員が育児・介護・病気治療などから復職できるジョブリターン制度を整備することで20万円が加算される。
対象は都内で事業を営む中小企業だが、東京都が実施する「テレワーク東京ルール」実践企業宣言制度に登録し、テレワーク制度を整備しているなどの要件が必要となる。
奨励金の対象となるのは「働きやすい職場環境づくり推進プラン(3コース)」と「ライフイベントと仕事の両立スキルアップ応援プラン」の2つのプランで、実施するコースや事業はそれぞれ組み合わせることができる。奨励金の上限は100万円までだが、2つのプランを組み合わせた場合の上限金額は120万円となる。
働きやすい職場環境づくり推進プラン(上限100万円)
A:育児と仕事の両立推進コース
- 育児と仕事の両立支援のための休暇制度等を新たに整備(20万円)
- 男性の育児参加を推進するための目標や取り組み内容を設定(20万円)
- 育児中の従業員のために法を上回る育児休業制度や子育て支援制度などを新たに整備(40万円)
B:介護と仕事の両立推進コース
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
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