週1個別面談、自分の給与を逆算する「給与会議」など「はたらく人ファースト」受賞企業の取り組み
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年02月26日

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ミイダス(東京都港区)は2月21日、朝日新聞社と共催する「はたらく人ファーストアワード」の授賞式を開催した。
授賞式では、最も優れた取り組みである「ゴールド」に、従業員一人ひとりの個性を生かした職場づくりを目指す三宝会(大阪市住之江区)など3社が選ばれたほか、「シルバー」7社、「ブロンズ」20社、「ホワイト」43社が選ばれた。
1009社の応募から選ばれたゴールド受賞3社の取り組み
2023年8月2日から11月17日までの募集期間中に1009社の応募があり、この中から、2次選考のインタビューを経て、早稲田大学大学院・早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授らが審査員を務める最終審査で「新規性」「有用性」「課題解決力」などの観点から選ばれた。

ゴールドには三宝会のほか、7Reasons(東京都渋谷区)、エコノワ(岐阜市福光東)が受賞した。
南港病院などを展開する三宝会は社会医療法人で、「笑顔で日本一の職場を目指す」精神の下、従業員の個性を生かした職場づくりが評価された。

三宝会は、古民家での農業支援や温泉ビジネスなど、福祉医療以外の新規事業の展開や病児保育が可能な保育園の設置など、地域とともに成長するための施策を実施。審査員からは「コンパニオンアニマルの導入などの施策や院内チャットの活用は、医療福祉業界の離職率の低下と応募者増加に貢献し、業界にとって参考となる価値ある取り組みだ」と評価された。
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