生成AI導入で約19万時間の労働時間を削減、プロンプト添削機能も搭載 パナソニックコネクト
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月27日
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パナソニックコネクト(東京都中央区)は6月25日、生成AI導入1年の実績を公表、1年間で品質管理など計約19万時間の労働時間を削減できたと公表した。
公表した活用実績期間は2023年6月から2024年5月まで。同社は対話型AI「ChatGPT」の開発企業である米オープンAIの技術を活用して、従業員の質問に答えるAIアシスタントを開発。2023年2月から、国内全社員約1万2400人に展開していた。
年間のアクセス回数は約140万回、1回の利用で約20分の時間削減効果
同社がAIアシスタントサービスを導入した目的は以下の3点だ。
- 生成AIによる業務生産性向上
- 社員のAIスキル向上
- シャドーAI利用リスクの軽減
社員が生成AIを活用するにあたり、1回当たり平均約20分の時間削減効果につながった。比較的削減時間が短い活用ケースとしては検索エンジンの代替といった単純な質問のやり取りだけでなく、長い時間の削減につながる活用ケースとしては戦略策定に要する基礎データの作成などにも活用された。
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