自分の考えを自然と発信できる環境づくりに必要な要素とは? 心理的安全性アワード受賞企業に学ぶ
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年07月08日
ZENTech(ゼンテク/東京都千代田区)は7月5日、心理的安全性を中心としたチームづくりを推進する企業・団体の取り組みを
組織やリーダーシップ、他組織への広がりなどを総合的に評価
同アワードは、心理的安全性(組織やチームにおいて、メンバーが自分の考えや気持ちを安心して発言できる状態)について、効果的なチームや組織づくりへの取り組みを表彰し讃えるもので、今年で3回目を迎える。担当者の並々ならぬ熱い想いや活動、葛藤を広く発信していくことを目的としている。
審査では、以下の4項目をポイントに、各チームの取り組みを評価する。
- チーム・組織の心理的安全性を向上させているか
- 心理的安全性の4因子(話しやすさ、助け合い、挑戦、新奇歓迎)に基づいて審査する
- 心理的柔軟なリーダーシップを発揮しているか
- 心理的安全性が組織・チームごとの特徴だとすると、心理的柔軟性は、個々人に備わった行動パターン。「困難があったとしても、自身や組織の向かいたい方向に進めるよう役に立つ行動をとれる」かなどを審査する
- 定量・定性的な成果が組織やチームから生まれているか
- 「ヒヤリハットの報告件数増加」「離職率・定着率の改善」「ダイバーシティ&インクルージョンの促進」などの成果を評価する
- 受賞したことによる社会や他組織への広がりはあるか
- この取り組みを知ったリーダーや管理職が、自チーム・自組織でもその取り組みを実践できるか、または参考にできる取り組みを評価する
現場の社員から始める心理的安全性の向上 ボトムアップにより変革を促す好事例
三菱電機モビリティは、心理的安全性の向上を軸とした風土改革の一環として、マザー工場である姫路事業所に、従業員主体の風土改革グループ(姫電変革プロジェクトグループ)を設立。2023年度からは全部門にチームを配置し、より具体的な心理的安全性をテーマとした活動を展開している。
プロジェクト活動を推進するにあたっては、より多くの従業員が主体的に本活動に取り組めるよう、従業員一人ひとりによる「言語化」に焦点を当てた。
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