無料セミナーで学べる卵子凍結の基礎知識 東京都の支援から広がる「妊活支援」の流れ
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年07月23日
卵子凍結を含む妊活支援に対する関心が高まる一方で、企業側の対応はまだ十分とは言えない。厚生労働省が2023年に実施した調査によれば、不妊治療をする従業員の有無を「把握していない」企業は約6割、治療と仕事の両立に対応する制度を「整備していない」企業は約7割に上る(※)。
こうした中、東京都は7月22日、卵子凍結に関する支援策の一環として、「キャリアとチャイルドプラン両立支援事業」の専用ウェブサイトを開設したと発表した。
専門家の知見や職場事例をまとめたサイトを公開 セミナーは無料でオンデマンド視聴可能
サイトでは、産婦人科医など専門家によるインタビューや、企業の職場支援事例を紹介。正しい知識に基づく意思決定を後押しする内容がまとめられている。
あわせて、オンデマンド形式のセミナーも開催されており、参加者は自分の都合に合わせていつでも視聴可能。セミナーには産婦人科医が登壇し、卵子凍結の基礎知識や企業による職場支援の実例が紹介される。参加費は無料で、ウェブサイトから必要事項を入力して申し込む。
同サイトでは、今後もコンテンツの拡充が予定されている。
東京都、卵子凍結に関する制度を導入する企業に奨励金も交付 大企業も対象
さらに東京都は、従業員の卵子凍結に関する制度を整備する企業に奨励金を交付する。予定社数は30社で、対象は大企業も含む都内の企業。
奨励金額は以下の通り。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
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