小林製薬「紅麹」問題 関連製品は仕入れ・販売企業など最大3.3万社に流通か、特定は困難

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月01日

小林製薬(大阪府大阪市)の「 紅麹 べにこうじ 」サプリメント問題について、帝国データバンク(東京都港区)は3月29日、紅麹原料を使用した製品の関連企業が、全国で最大3.3万社に上る可能性があることを明らかにした。

約3万社が直接的・間接的に紅麹製品を販売・提供している可能性

厚生労働省が3月28日に公表した、小林製薬が直接紅麹原料を卸している企業、または同社製の紅麹原料が供給された企業のべ225事業者(企業、重複など含む)から、仕入・販売などを行った国内企業について、二次販売先までを対象に調査。直接的・間接的に、紅麹製品を消費者へ販売・提供している可能性のある取引企業は2万9648社に上り、製造・販売を含めると、小林製薬「紅麹」由来の製品仕入れに関連する企業数が3万3526社に達する、としている。

225事業者と直接取引関係を有する「一次加工・仕入・販売」企業(供給先含む)について、業種別に見ると、「製造業(2423社)」が最多。「卸売業(1382社)」のほか、小売業、サービス業や通信・運輸業なども含まれる。

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