80%以上が「生理やPMSで仕事に影響あり」と回答するも、生理休暇の利用者はわずか7%

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2021年09月03日

転職情報サイトなどを運営するキャリアデザインセンター(東京都港区)は9月1日、「生理休暇」についてのインターネット調査の結果を公開した。

同調査は2021年8月2日~8月18日の期間、同社が運営するサイト「女の転職type」の会員に対して実施。有効回答数は818名。

調査の結果、就業規則に生理休暇制度がありながらも実際には使いづらい面があることや、勤怠に影響が出るほどの体調不良を抱えながら仕事をする人が一定数存在することが、明らかになった。

生理休暇を利用しない理由「無給になるので普通の有給休暇で休む」

会社の就業規則に生理休暇が「ある」と回答した人は36.5%。そのうち、無給の人が15.5%、有給の人が13.9%だった。

実際に生理休暇の制度を利用したことがある人は、全体でわずか7%。就業規則に生理休暇が「ある」と答えた人でも、実際に制度を利用したことがあるのは12.7%と少ない結果となった。



生理休暇を利用しない理由(複数回答あり)として、もっとも多かったのは、「会社の就業規則(制度)にないため」で45.2%。また、「その他(9.1%)」を選んだ人からは、「無給になるため利用しない」「普通の有給休暇で休む」などのコメントが多くあげられた。


「生理やPMSで仕事に影響が出た」と8割が回答

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