「パーソルグループAI基本方針」を策定　人間中心の考え方に基づく、テクノロジー活用の最高規範

パーソルホールディングスは7月1日、パーソルグループの全社員が適切にAIを開発・活用するための最高規範となる「パーソルグループAI基本方針」を策定し、公開した。同社の事業におけるAI利用範囲の拡大や、近年のAI技術の進歩に伴うさまざまな課題に対応していく。

AI活用におけるグループ全体の最高規範　「人間中心の考え方」に基づく

パーソルグループは「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンをテクノロジーの力で実現するため、積極的にAI活用に取り組んできた。利便性や効率化を追求するだけでなく、可視化しにくいスキルやキャリアの可能性を見出すことにより、サービス利用者の人生を豊かにすることを目指している。

これまでもパーソナルデータ指針やプライバシーポリシーに則った運用を行ってきたが、グループ全体でのAI活用をさらに加速させるため、最高規範となる基本方針を策定した。

同方針では、AIを活用する際は「人間中心の考え方」に基づき、人がすべきこと・AIに任せることを責任を持って判断するとしている。さらに、一人ひとりの情熱や信念といったAIでは読み取れない個々の価値を尊重し、理解するように努めると宣言している。

「パーソルグループAI基本方針」の主な内容は、以下の通り。