LINEヤフー、「まずはAIに聞く」働き方へ 全社員に活用義務化 管理職も「AI時代」仕様に
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年07月15日

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LINEヤフー(東京都千代田区)は7月14日、全従業員約1万1000人を対象に、生成AI活用の義務化を前提とした新しい働き方を開始すると発表した。今後3年間で業務生産性を2倍に高めるため、全社で生成AIを100%活用する。従業員が創造的なチャレンジに集中できる環境を整え、イノベーションの創出につなげる。
「まずはAIに聞く」文化の浸透、AI活用による会議運営の効率化などを推進
生成AIの100%活用に向けてはまず、従業員の業務の3割を占めるという「調査・検索」「資料作成」「会議」などの共通領域から着手し、具体的な社内活用ルール策定を進める方針だ。
調査・検索では「まずはAIに聞く」の浸透はかる
経費精算などの社内規則の検索は、独自業務効率化ツール「SeekAI」を利用する。また、競合調査やトレンド分析などの社外検索は「プロンプト例」を活用したAIでの検索を実施していく。
資料作成は「作る」→「考える・伝える」へ
ゼロベースの資料作成は行わず、作成前にAIを活用したアウトラインを作成する。資料作成後は、AIを活用して文章校正を行う。
会議は原則、「本当に必要な人」だけが参加する
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