中小企業のバックオフィス担当者、3分の2が「システム化したのにつらい」 現場で何が起きてる?
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年09月25日

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エイトレッド(東京都渋谷区)は9月21日、中小企業のバックオフィス業務(人事・労務・総務・情報システム)担当者を対象としたアンケート調査の結果を発表。人手不足に悩む中小企業では、およそ3分の2のバックオフィス担当者が「システム化を行っても業務負担が軽減されていない」と感じていることが明らかになった。
約8割がシステム化を実施しているが、その8割「業務負担が軽減されない」
同調査では、従業員200人以下の企業でバックオフィス業務に携わり、「人手不足に悩んでいる」と回答した人110人を対象とし、具体的な業務内容やシステム化の実態を把握している。
調査結果では、業務のシステム化が「行われている(「全面的に行われている」と「一部行われている」の計)」は81.9%。しかし、システム化を行ったうちの8割が「業務負担が軽減されない」と感じている。

業務のシステム化を行ったにもかかわらず業務の負担が軽減されていないと感じる理由は、「システム連携ができておらずデータの二重入力が発生しているから」(60.8%)が最も多く、「業務が属人化しているから」(48.6%)「業務プロセスが複雑になっているから」(35.1%)が続いた。
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