LIXIL、アルミリサイクルに関する報告書を公表 グローバルで進む製品の環境基準強化を踏まえ
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年10月04日
LIXIL(東京都品川区)は10月3日、アルミリサイクルに関する取り組みの進捗をまとめた報告書を公表した。
報告書の名称は、「脱炭素社会に向けた資源循環の促進 -環境負荷を低減するアルミリサイクル-」。社会にとって必要不可欠なアルミリサイクルの最新動向のほか、LIXILの独自技術を活用して目指すアルミの「クローズドループリサイクル」などについて解説している。
グローバルで進む環境基準強化、低炭素製品への対応は必須
気候変動の影響は年々深刻さを増し、世界各地で猛暑やゲリラ豪雨などの異常気象が相次いで報告されている。こうした喫緊の事態に、海外では脱炭素化に向けて、環境基準の強化が進んでいる。
EUは2023年、炭素流出(カーボンリーケージ)防止を目的に、世界で初めて炭素国境調整メカニズム(CBAM)を施行。現在はアルミ、鉄鋼、セメントなど5つの品目が対象となっているが、2026年からは本格適用し、2030年には対象品目が拡大される予定で、今後は低炭素製品がより優遇されるようになる。
日本においてもグリーントランスフォーメーション(GX)政策の一環として、温室効果ガス(GHG)排出量に応じた賦課金を課す「炭素賦課金」が2028年度にも導入される見通しだ。
独自技術を活用し、アルミリサイクルを推進するLIXIL
このような中、脱炭素社会へのカギとなる素材がアルミだと、LIXILは説明する。
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