郵便料金、値上げをしても赤字の見通し 追加の値上げを視野に制度の見直しの検討始まる

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月30日
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10月1日から郵便料金が変更となる。通常ハガキは63円から85円に、定型郵便物は84円(25グラム以内)、94円(50グラム以内)から、50グラム以内110円となるほか、速達料金も値上げされる。郵便料金の値上げは、消費税率の引き上げを除き、30年ぶり。

郵便物や送付方法ごとの新料金一覧と注意点

主な郵便物や送付方法ごとの料金変更は、以下の通り。

旧料金(9月30日まで) 新料金(10月1日から)
定型郵便物

25グラム以内84円

50グラム以内94円

50グラム以内110円
通常はがき 63円 85円
レターパックプラス 520円 600円
レターパックライト 370円 430円
定形外郵便物 ※ 長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内

50グラム以内120円

100グラム以内140円

150グラム以内210円

50グラム以内140円

100グラム以内180円

150グラム以内270円

速達

250グラム以内260円

1キログラム以内350円

250グラム以内300円

1キログラム以内400円

特定記録郵便 160円 210円
一般書留および現金書留 480円 480円
簡易書留 350円 350円

新価格の切手に変更する場合には、差額プラス手数料がかかる

日本郵便のウェブサイトでは、よくある質問と回答をまとめている。

たとえば、手持ちの郵便切手やはがきを新料金のものに変更する場合は、差額だけでなく交換手数料がかかる。1回当たりの交換請求枚数が100枚未満の場合の1枚当たりの手数料は以下の通り。

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