フジテックがジェンダーフリーのユニホームに刷新 従業員の個性を生かした組み合わせが可能に

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月18日
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エレベーターやエスカレーターの専業メーカーであるフジテック(滋賀県彦根市)は4月17日、新しいユニホームを発表した。従業員の価値観の多様化への対応と、仕事へのモチベーション向上を狙い、ユニホームを刷新。着用開始は2024年10月から。国内で勤務するおよそ3500人の従業員が新しいユニホームを着る予定。

「個性」「多様性」をキーワードにジェンダーフリーで6アイテム

新ユニホームとして制作した6点のアイテム(※画像クリックで拡大)
新ユニホームとして制作した6点のアイテム(※画像クリックで拡大)

今回のリニューアルでは、「個性」「多様性」をキーワードに、組み合わせや着こなしで従業員一人ひとりの個性を表現できるアイテムをそろえることを重視。同時に、同社のブランドイメージを訴求できるものも目指した。その結果、ジェンダーフリーのデザインで6アイテムを用意した。

男女が同一パターンのユニホームを着るジェンダーフリーの設計・サイズ展開としたことで、アイテムのラインアップ数を少なくした。これまでの34アイテム・計259点から、6アイテム・計48点となった。これにより過剰生産や余分な在庫が減り、廃棄の削減が可能になる。

ユニホームの刷新に際して、同社では「『人』が主役となるブランド」への進化をはかる目的から、コンセプトを「GRADATION DIVERSITY(グラデーションの多様性)」とした。画一的に着せられるユニホームではなく、能動的に着たくなるユニホームにこだわった。そのため、新ユニホームへの変更に伴い、安全上の理由で必要な場合を除いて、ユニホームの着用を選択制にする。着用するかどうかや、どのユニホームを着るかについて、それぞれの従業員が自分で選択できる。

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