シニアの求職活動は視野を広げ、待遇や仕事内容にこだわりすぎずに 条件ゆるめても7割が「満足」
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年09月11日
総務省統計局によると、65歳以上の高齢就業者数は2004年以降、18年連続で前年に比べ増加し、2021年には909万人と過去最多となっている。
Indeed Japan(東京都港区)は9月18日の「敬老の日」を前に、60~89歳の男女3万0198人を対象に「シニア世代の求職活動実態調査」を実施、9月8日、その結果を発表した。60歳以上の35.9%が求職活動の経験があること、そのうちの約半数が、経済的な理由で収入を得ることを最大の理由として求職活動を行っていることなどが明らかになった。
シニアの求職者、経済的な理由で仕事探しする層の3割が採用までこぎつけていない実態が明らかに
60歳以上で求職活動を行った経験があるのは、回答者全体の35.9%。これら求職活動の経験者を対象に、求職活動を行う最大の理由をたずねたところ、約半数の48.5%が「経済的な理由で収入を得ること」と回答、「健康を維持/促進したいから(17.3%)」「やりがい/生きがいを感じたいから(15.1%)」「社会との接点を持ちたいから(15.1%)」に比べ、高い傾向を示した。
なお、経済的理由で職探しをしている人の約3割(27.0%)は実際に採用に至っておらず、高い水準にあると同調査は指摘している。
同調査では、採用経験のある人とない人の特徴を以下のように分類している。
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