厚労省、定期健診の項目変更で企業のコスト増も 27年「血清クレアチニン」必須化に向けた注意点

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年04月20日
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厚生労働省の労働条件分科会は4月17日、労働安全衛生規則等の一部改正に向けた資料を公表した。改正案では、企業に実施義務がある「一般健康診断」および高度プロフェッショナル制度の対象者に向けた「臨時の健康診断」の検査項目を見直す。慢性腎臓病(CKD)の早期発見と重症化予防を目的としたもので、2027年4月1日からの施行を予定している。

健診項目の主な変更点

今回の法改正に伴う、定期健康診断の検査項目の主な見直し内容は以下の通り。

  • 追加

    血清クレアチニン検査:腎機能を評価する項目として新たに追加。40歳以上の労働者は原則必須、40歳未満は医師が必要でないと認める場合には省略可能となる。

  • 削除

    喀痰かくたん検査:実施率が低く、早期発見における有効性が限定的と判断されたため、検査項目から削除される。

  • 名称変更

    肝機能検査:国際的な診断基準との整合性を高めるため、名称を統一。「GOT」は「AST」へ、「GPT」は「ALT」へ、「γ-GTP」は「γ-GT」へと変更される。

慢性腎臓病(CKD)対策強化の背景

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