企業の人手不足感が止まらない 約7割が賃上げ実施予定、中小には厳しい局面に 帝国データバンク

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月25日

帝国データバンク(東京都港区)は2月21日、人手不足に関する1月の企業動向調査結果を発表。正社員不足を感じる企業の割合は過半数に達しており、上昇に歯止めがかからないことが明らかになった。

過半数の企業が正社員不足、コロナ禍以降で最高

正社員の人手不足を感じている企業は53.4%と、コロナ禍(2020年4月)以降で最も高い。1月としては、これまでで最も高かった2024年(52.6%)を上回り、4年連続の上昇。

非正社員の人手不足割合は30.6%。過去4番目に高く、1月としては2年ぶりに3割を上回り、高止まりで推移している。なお、雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施されており、今回は2025年1月の結果を基に取りまとめられている。

正社員・非正社員の人手不足割合 月次推移(※画像クリックで拡大)

正社員ではSE不足が顕著、非正社員では「人材派遣・紹介」がトップ

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