コニカミノルタ、ダイバーシティ経営宣言策定　具体的行動を促すグローバルイベント・トレーニング

コニカミノルタ（東京都千代田区）は4月14日、グローバル人財の育成に向けて、「ダイバーシティ経営宣言」を策定したと発表した。

同宣言は、同社グループで働くグローバル全体の社員に加え、サプライヤーやパートナー企業など、同社とかかわりがあるすべての人に向けて宣言したもので、同社が目指すダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（DEI）を明確化し、推進するための、ダイバーシティ経営のビジョンや約束についてまとめている。

この中では、企業として、社員がライフとワークを両立し、成長する機会を得て、より高い能力が発揮できる環境を整備することや、個人としては一人ひとりの違いを受け入れ、互いを認め合い、助け合うことなどを宣言している。

DEI推進に向けて、グローバルプログラムを開催

同社では、より多くの従業員がDEI推進に参画できるよう、欧州・米国、および日本のDEI推進担当が集まり、「国際女性デー」や「プライド月間」などのグローバルプログラムを1年に3回ほど企画・開催している。

ゲストスピーカーやパネリストには、ダイバーシティに関する先進的な取り組みを行っている欧米から活動家や専門家を招聘（しょうへい）。グローバルな視点で高い見識や新たな発想を得られる機会となっている。

また、グローバルプログラムのテーマに沿った日本国内向けプログラムを開催するなど、国内向けイベントにも積極的に取り組んでいる。

各国のグループ会社で、宣言に即したDEIトレーニングを開発・実施