レストラン運営の中村屋、オフィス向けスープ提供 導入企業は「質の高さ」評価、社員が健康志向に

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年01月05日

中村屋(東京都新宿区)は12月26日、法人向けのオフィス常設型社食サービス「Office Stand By You(オフィス スタンド バイ ユー)」の本格提供を開始し、記者向けの説明会と試食会を開催した。

同サービスは、同社がレストラン運営で培った調理技術を活用したレトルトスープをオフィスに設置し、従業員への食事補助として提供するもの。昨今、企業の健康経営や福利厚生への関心が高まる中、導入企業からは価格の安さよりも「食事の質」や「災害時の備蓄機能」を評価する声が上がっている。

「安さ」より「質」を選択する健康志向に 導入企業の事例

説明会には、先行導入企業としてマンション開発大手のアーバネットコーポレーション(東京都千代田区)の担当者が登壇し、導入の経緯と運用実態について報告した。

同社では従業員の健康支援を目的に、以前から1食100円程度で総菜が購入できる他社の置き型社食サービスを2つ導入していた。

今回、従業員の実質負担額が250円(企業負担率により変動)となるサービスを追加で採用した理由について、同社の八木氏は「トライアルの結果、価格差があっても品質の高いものが選ばれることがわかったため」と説明した。当初は価格差への懸念があったが、従業員はおいしいもの、体に良いものであれば、自ら費用を負担してでも購入する傾向が見られたという。

実際に導入後は、野菜不足を懸念する従業員が、1日に必要な野菜摂取量の3分の1が含まれる「ミネストローネ」を選択するなど、健康意識に基づいた利用が定着しているという。

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