第98回「全国安全週間」準備期間始まる スローガンは「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月02日

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6月1日より、2025年度「全国安全週間」の準備期間が始まった。厚生労働省は、職場巡視やスローガンの掲示などを通じた労働災害防止の取り組みを、各事業場に促している。
安全文化の醸成へ 経営トップの所信表明や職場総点検を呼び掛け
今回で第98回を迎える「全国安全週間」は、7月1日から7日に実施され、6月30日までが準備期間となる。2025年度のスローガンは「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」で、応募作品の中から小澤正紀さん(東京都)の案が選ばれた。
厚生労働省は、安全文化の醸成を目的に、以下のような取り組みの実施を各企業・事業場に求めている。
- 安全大会などでの、経営トップによる安全への所信表明を通じた、関係者の意思の統一および安全意識の高揚
- 安全パトロールによる職場の総点検の実施
- 安全旗の掲揚、標語の掲示、講演会などの開催、安全関係資料の配布、ホームページなどを通じた自社の安全活動等の社会への発信
- 労働者の家族への協力の呼び掛け(職場の安全に関する文書の送付、職場見学の実施など)
- 緊急時の措置にかかる必要な訓練の実施
- 「安全の日」の設定のほか、準備期間および全国安全週間にふさわしい行事の実施
厚生労働省など主唱者・協賛者では期間中、安全広報資料などの作成や配布、安全パトロールの実施、労働安全に関する講習会の開催などを行う。
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